Eternal Triangle‐最上の上司×最上の部下‐[前編]完



「な、何をするんだね、君は!!」



「何ってこっちが聞きたいね。嫌がる子供を無理矢理クルマに押し込めようとして」



「はっ!? 私はただこの子が…」



「…車のナンバー、いまここで控えましょうか?」



おじさんの弁解を一切聞かずに福嶋くんがおじさんの耳元でささやく。



「身元すぐ割れますよ。それか…襟につけてるその大層なバッジ。その裏に刻まれた登録番号を問い合わせてみても構いませんけど」



おじさんの顔色がさっと変わった。



「マスコミとか好きそうですよね、犯罪者の職業が職業なだけにこーゆーネタ」



おじさんの顔が見る見るうちに青くなっていく。



福嶋くんはしたり顔で笑った。





襟に大層なバッジ…?



そのおじさん、何者なの――??





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