氷のヒカリ



未成年でも、俺の罪は重かった。



俺が刑務所から出ることができたのは、あれから十年後のことだった。



社長は俺が警察に話したことによって、逮捕された。

今も刑務所の中だろう。



「すみません、花束一つ」


彩羽に似合うカラフルな花束を買い、墓に向かう。



彩羽の遺体はあの日、警察から親族に渡ったらしい。

葬式は両親のときと合わせて行ったと聞く。



「待たせたな、彩羽」



墓場に置き、手を合わせる。



俺の人生、これからだ。

お前は俺のこれからを見守ると同時に、闇を照らし続ける存在となってくれ。


< 23 / 23 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

愛情表現

総文字数/474

ミステリー・サスペンス2ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
これが私たちの愛。 貴方は受け取ってくれますか?
貴方ともう一度、恋の夢を

総文字数/14,291

ファンタジー22ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
生まれ変わっても、貴方と恋をすると決めていた ❀ あの素敵な人は、誰? ❀ 夢で出逢う貴方に強く惹かれるのに 貴方は私以外のひとを見ていた
月が、綺麗だったんだ

総文字数/4,548

恋愛(その他)7ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
心に刺さった棘は、簡単には抜けないんだよ ☽ 久しぶりに再会した依茉と琉唯 秋風が吹く夜道、二人は空を見上げる 「月が……綺麗、だな」

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop