御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
「俺たちは、投資した会社は時々様子を見に行くんだ。自分の目で運営状態を確かめるためにね。そうしたら、現金、しかも一括払いを妙に客に勧めてるっていう噂を聞いて、これはもしかしたら危ないんじゃないかと踏んだ」
たしかに、現金一括払いを勧めるように言われていた。
でもその情報、私が知りたかった。
知ったところでどうにもならないけど。
「はぁ……」
私が思わずため息をつくと、彼はコーヒーを再び口にする。
「資金繰りが悪くなってること、ぜんぜん知らなかった?」
「はい。社内ではそんなこと気づいている人いなかったと思います。経理はまったく別部門ですし、チケットも取れているものだとばかり……。なにより、私を信頼してツアーに申し込んでくださったお客さまに申し訳がなくて」
といっても、賠償できるわけでもない。
「そうか……。ひどい会社は、倒産するから客から金を集められるだけかき集めろっていうところもあるんだよ」
「嘘……」
たしかに、現金一括払いを勧めるように言われていた。
でもその情報、私が知りたかった。
知ったところでどうにもならないけど。
「はぁ……」
私が思わずため息をつくと、彼はコーヒーを再び口にする。
「資金繰りが悪くなってること、ぜんぜん知らなかった?」
「はい。社内ではそんなこと気づいている人いなかったと思います。経理はまったく別部門ですし、チケットも取れているものだとばかり……。なにより、私を信頼してツアーに申し込んでくださったお客さまに申し訳がなくて」
といっても、賠償できるわけでもない。
「そうか……。ひどい会社は、倒産するから客から金を集められるだけかき集めろっていうところもあるんだよ」
「嘘……」