御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
俺はあらわになっている白い首筋に唇を押し付けた。


「あっ……」

「なぁ、お礼、もらっていいんだろ?」


英莉を壁に追いやり、両手を拘束して壁に押し付ける。
すると彼女ははにかみながら口を開いた。


「……愛して」


え……。
俺の心臓止める気か? 
どれだけ俺を振り回したら気が済むんだよ。


「ごめん。優しくできないかも」


すぐに唇を塞ぐと、鼻から抜けるような甘いため息が聞こえてきた。
病み上がりだとわかっているのに、止めらない。


「英莉……」

「淳也さん」


頬を上気させ俺を見上げる彼女は、「愛してます」とつぶやく。


「俺のほうが、もっと愛してるよ」


子供のような張り合いをしながら彼女を抱き上げ、寝室のベッドに連れていき下ろすと、艶を放つ彼女の唇が、たちまち俺の理性を崩壊させる。


「本城に耳塞いどけって言ってきた?」

「えっ?」
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