哀姫―アイヒメ―II
紫「おい、せきばか!!」
ほら、突っかかってきたって、
『せきばかってなによー!!?』
何で、苗字に掛けちゃってんの!?
紫「お前が自分の世界に入ってる間に皆海の家に向かってるぞ!」
あ、やばい。
いつの間にか皆話し終えていたらしい。
渋々海の家に向かってるのがうかがえる。
『はぁ...。行くかー!!!!』
紫「最初のため息は何だよ!!」
『ただ、置いてかれて悲しいだけだっつーの!』
紫「お前がボッーとしてるのが悪いんだろうが!」
『仕方ないじゃん!たまになっちゃうの!』
紫「何なんだよそれ!キモッ!」
『キモって何よ!』
失礼な!
もし思ってたとしてもオブラートに包もうとか思わないわけ!?
紫「思わねーよ!」
何で、心の中分かるんだよ!
紫「丸聞こえなんだよ!」
あ、そう。
『よし、行くかぁー!』
紫「話変えんじゃねー!!」
はいはい、もう無視無視。
つきあってらんないっての!
そう思いながら、皆のいるところへ急いで向かった。