哀姫―アイヒメ―II



紫「いや、お疲れ様でーす。じゃねーよ!!!助けろよ!」







私が哀れな目でお疲れ様でーす。などと言ったのがどうやら聞こえていたらしくこちらの方を向いて叫んできた。






おやおや、紫暮さんは地獄耳だったようですねぇ...。







こんなに騒がしい中私の呟きが聞こえるんなんて流石ですねぇ...。







でも、






『えー。やだよー。巻き込まれたくないモーン。』








助けるなんて断固拒否します。








女子に恨まれて私死んじゃうから。








紫「そう言わずに助けろっ!例えば蓮とか蓮とか蓮とか死にそうなんだよ!」









蓮しか言ってないじゃん。







でも、女子の大群の中にいる蓮に目を向けてみると、








あらまぁ...。








顔を青白くさせて死んでました。









流石に可哀想かねぇ...。








仕方ない紫暮以外助けてやるか。








紫「俺も助けろよ!?」









...。また心の声聞こえてるし。








口に出してたんだろうな。








まあ、いいや。



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