哀姫―アイヒメ―II




雪夜side








紅葉を見つけた時は絶句した。








何故なら、紅葉を中心に血が飛び散っていたから。








紅葉...何したの...?








何があったの...。







・・
僕は急いで気絶してるふりをしている紅葉の元へ行き、紅葉に声をかけた。








『紅葉、起きてるんでしょ?』








紅「...。ふふ。やっぱり雪夜、いや吹雪にはバレちゃったか。」








紅葉は気まずそうに起き上がった。








『これ、どういうこと?』








紅「...私がやったの。」








『彼らは一般人だろ!?手を出したら...!それに、喧嘩したの?!』








紅葉が一般人と喧嘩をしたのはありえなかった。








誰よりも優しい子で明るい唯一の家族が。









一般人と喧嘩をするなんて信じ難かった。








紅「何で?百優をナンパしたんだよ?悪いことしてるんだよ?...裁きを下さなきゃ。」








...紅葉、少し壊れかけてる。








裁きのやり方間違ってるよ。






俺が正さなきゃ。

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