哀姫―アイヒメ―II
雪「アイヒメ!!」
雪夜がとても心配そうな顔をしてこちらに走ってきた。
雪「大丈夫!?」
ドクっ
ドクっ
あぁ、血...止まらないなぁ。
『えぇ、大丈夫よ。そこまで酷くないもの。』
本当は、結構痛いのを我慢して安心させるようにほほえんだ。
p総「アイヒメ...。」
purplepoisonの総長が申し訳無さそうに声を掛けてきた。
『...何かしら?』
p総「もう、解散したのに、迷惑掛けちまって...すまない...。」
人を心配出来るなら...この人はやり直せるね。
『ねぇ。』
p総「なんだ?」
『あなた、やり直せるわ。あなたは優しい心を持ってる。人を心配出来るなら大丈夫。もう1度、purplepoisonを立て直しなさい。今度は、ナイフなど使わずにね。』
p総「こんな...俺が出来んのか?」
『勿論。そこの副総長は最後の最後で過ちを犯してしまったけれど、目は完全に死んでなかったわ。あなたもね。大丈夫。大切な仲間を作りなさい。上辺の付き合いじゃなく、心から信頼できる仲間を。健やかなる時も病める時も信じ合い、共に進める仲間を。』
p総「っ...。っ...。俺なんかに...出来っかな...。」
『あなたなら出来る。そう、信じてるわ。私も、浅葱の騎士さんもね。』