[実話]16歳〜私の生きた道〜
あとがき
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この作品を作ったのは、私自身の生きた証を、この世に残したいという気持ちと、同じように苦しむ同世代の女の子や、多くの人に命を大切に生きてほしいという思いからでした
この作品を書いて1年以上が経ち、こうして書籍化されることをうれしくおもっています
それは、上に書いた思いが実現されたことと、今私がこうして生きているという奇跡を噛みしめながら毎日の生活を送ることができているからです。
18歳になった今、振り返れば本当にいろんなことがありました。
生きることに絶望して自暴自棄になりハチャメチャな生活を送っていた時、その当時の私は、ひとりだと思ってまわりを見ることができないでいました。
今振り返れば誰かが傍にいてくれて支えてくれたかたこそ今の私がここにいるのだと思います。
生きていくということは、とてもとても難しいことだと思います。
正直今も生きる理由を聞かれたら、すぐに答えることはできません。
つらいこと悲しいこと嫌なことがあっても、たくさん傷ついて絶望して涙を流しても人は生きていかなければいけません。
でも、今まで生きてきて一度も幸せを感じたことがない人はいないと思います。
だから、どうか今どんなにつらくても生きてください。
遠回りしても、少し休憩しながらでもいい、少しずつ人生は前に進んでいます。
この先にある幸せに出会うために生きてください。
自分はひとりだと思っても振り向けばきっと、あなたを支えてくれる人がいるはずです。
どうか自分は、ひとりだと思わないでください。
あなたはひとりじゃないはずです。
この作品を読んでくださった皆さんが“未来”に向かって生きていくことを、その先には幸せがあることを願っています。

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