ミラクルの魔法屋さん
妖精の国
「楽しかったねー!旅行ー!」いまだにいたずら書は残っているきらちゃん。
「そーだねー。また行きたいなぁ」同じく残ったままのまほちゃんは言う。
「何言ってるのよ。のぼせて顔が真っ赤だったのに」どMのふわちゃん。
「確かに良く言えたものよ。のぼせて心配したのにー。」
「ごめんってば!私温泉初めてでして。」
「私は二回目だよー。温泉掘って自分家に引いてて暖かい」きらちゃんは言う。
「え?でも何回も入ってるよね?お風呂。」不思議な顔でふわちゃんが聞く。
「あー。あのあと温泉沈んちゃってさ。」苦笑いで話すきらちゃん。
「マジで?そんなことあるの?」まほちゃんは言う。
「だってあの温泉は人間界から無理矢理引いてきた奴だからさー。あまり来ないんだよぉ。」
「そんなに人間界と魔法の国って、遠いのぉ?」まほちゃんは言う。
「そーだよ。将来妖精界と人間界が行き来できる予定らしいよ。」ふわちゃんが言う。
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