気まぐれ男子にご注意ください!







「ううぅ…なんで私が1ヶ月半地獄のフル稼働させられる係に任命されないといけないんですか…しーちゃん」


「…私に言わないでよ」





放課後、早速今日からなんかお仕事があるらしい私は、さっさと帰宅しようとする薄情者しーちゃんに全力でしがみついている最中だ。






「まあまあ、そんな嫌がることなくない?」


「瀬上くん…」





瀬上くん…というのは私と同じクラスで、自ら体育祭実行委員に立候補した変態。





「え!?俺野々宮さんの中で変態認定されてるの!?」


「だってそうじゃん!自分から地獄に飛び込むなんて…変態だよ!」





私なんて今から泣きそうなくらい嫌なのに。

なんならハル先生のクラスになった時点で嫌だったのに。





「瀬上、このうるさいの頼んだよ」


「ああぁ!まってよしーちゃん…」





こんなに親友が引き止めてるのに…帰っちゃった…。


しーちゃん、冷たい、おけち!


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