気まぐれ男子にご注意ください!
「え!そこから急に24位!?」
「うん」
「どうやってやったの!…まさか…カンニング…?」
「え!ひどいよ達哉くん!!実力だもん!」
「いや、それはさすがに冗談だけど…。まさかそれってさ、…雅人が勉強教えてくれたりした…?」
恐る恐る聞いてくる達哉くん。
だけど、私にはそんな達哉くんの様子は気にならないくらい達哉くんが言った『神田くんに勉強を教えてもらう』っていうことに気を取られていた。
だって、もしも神田くんに勉強教えてもらえたら、
神田くんといれる+テストの点が上がる=心理的にも順位的にも神田くんに近づける
っていう最高のシナリオが完成するではないですか!!
そんな簡単に思いつきそうなこと今まで思いつかなかったのが我ながら不思議だ。
「ありがとう達哉くん!!!次回から神田くんに頼んでみるね!」
「え…??うん???」
「あ!…っていうかそもそも、神田くんが勉強教えてくれるわけないか」
そこは、最大にして最低な盲点だった…。