いじめっ子には愛の鎖を






「ねぇ、淳太。

久しぶりに飲みに行かない?」





ランチに飲みか。

そしてその後は酔っ払って……




嫌な想像をして首を振る。

いけない、そんなことが起こったら、あたしは立ち直れない。

だけど……



「彼女が待ってるから」



淳太君は言う。




「あいつきっと心配してるから、早く帰ってやらなきと。

それに、どんな飯よりあいつの作る飯が美味いんだ」





なんでそんなこと言うの?

そんなことを言うから……

ますます離れなくてなっちゃうよ。

飴と鞭であたしを攻撃する淳太君はひどい。

やっぱりいじめっ子だ、こうもあたしを振り回しておいて!



< 149 / 235 >

この作品をシェア

pagetop