いじめっ子には愛の鎖を
「本当はこのまま俺の家にも寄るのがいいだろうけど、今週はいないからな」
淳太君は高くそびえるタワーマンションを見上げながら言う。
上層階はもはや雲の中とでも言うような、高くて煌びやかなこのタワーマンションは、いわゆる億ションだ。
売れっ子を父母に持つあたしは裕福な暮らしをしてきたが、淳太君もきっと凄い両親を持つのだろう。
そして、そんな立派な両親に紹介されるのがすごく怖い。