いじめっ子には愛の鎖を
だけど、
「今井さんなんて絶対嫌!」
あたしは顔を歪めて吐き出す。
普段おとなしいあたしが全力で拒否するものだから、岡部君をはじめみんながぽかーんとしていた。
あたしがして欲しいことはただ一つ。
淳太君に反省して、謝って欲しい。
あたしの気持ちも考えず、滅茶苦茶に踏みにじったことを!
それでも……淳太君は元祖いじめっ子だ。
下僕のあたしに頭を下げることなんてしないだろう。
「藤井に嫌われるとかへこむな」
わざとらしく言う淳太君を、思いっきり無視してやった。