いじめっ子には愛の鎖を






だが、いい気になったあたしには罰がふりかかる。

あたしは、怒り任せに淳太君を攻撃したことを後悔することとなる。







昼過ぎ、



「お久しぶりです」



そう言って、一人の綺麗な女性が現れた。

グレーのスーツを着ているのだが、そのスカートは膝上丈のタイトなミニスカートだ。

それでいて上品で、モデルみたいな白い足が覗いていた。

明るい茶色の髪はサイドで束ね、顔は……普通に美人だった。

大きな瞳に口角の上がった唇。

美しくてデキる女のオーラが漂っていた。

彼女はコツコツと八センチヒールで歩き……

あたしと淳太君の間で止まる。

彼女の香水のいい香りとともに、嫌な予感がした。


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