いじめっ子には愛の鎖を






「淳太、見て!

昨日新しいネイルに変えたの。

可愛いでしょ」



そう言ってキラキラネイルを見せる小林さんに、



「おー、魔女ネイルか」



淳太君は爽やかな笑顔で楽しそうに言う。

そんな顔しないでほしい。

淳太君の笑顔は、あたしがひとりじめしたいのに。

そして、淳太君と小林さんを見て、



「二人ともお似合いだよね」



なんて鮎川さんが言っている。

そんな鮎川さんの言葉に頷きたくもないが……

仕方なく首を縦に振っていた。




憎いくらいお似合いだから腹が立つ、そして不安になる。

淳太君はあたしの彼氏なのに。



< 57 / 235 >

この作品をシェア

pagetop