いじめっ子には愛の鎖を





そんな岡部君の横で、



「あーあ……今日の桃華ちゃんのワンピース、三万くらいするのにな」



わざと聞こえるように鮎川さんが呟く。



そして……




「藤井さん、大丈夫?

僕が家まで送るよ」




赤木さんがあたしの手を取る。

だが、その目は胸元に釘付けだ。

真っ赤な顔で舐めるようにあたしの胸を見る赤木さんの視線を追う。

そして……おもむろに赤木さんの手を振り払い、胸元を隠していた。

薄手のワンピースは濡れて身体に張り付いて、くっきりと胸元とブラジャーが浮き上がっていたのだ。

最悪だ、こんなところで最悪だ!!




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