いじめっ子には愛の鎖を





「岡部。藤井はブスでも処女でも、お前の先輩だ。

お前よりずっと仕事も出来るし人望もある。

藤井の優しさに甘えるな」




冷たく言い放つ淳太君を思わず見てしまった。

淳太君は至って冷静だが、怒りのオーラが半端なかった。

周りの人は、「藤井の彼氏にブチ切れられた」から怒っていると思っているのだろう。

だけど、淳太君が怒れないあたしの代わりに怒ってくれてすごく嬉しかった。

こんな時なのに、胸をきゅんきゅん言わせて淳太君を見る。


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