いじめっ子には愛の鎖を





「次馬鹿なことしたら……

マジでぶっ殺すからな」





あたしもぶっ殺されそう。

それほど淳太君に溺れている。






そんな幸せピンク色のあたしを現実に引き戻したのは、



「淳太」



彼を呼ぶ小林さんの声だった。




小林さんは八センチヒールでカツカツと歩いてきた。

大きく揺れるヒップがまた妖艶でセクシーで、子供みたいな自分に嫌気がさす。

あたしの背が高かったら良かったのに。

あたしのスタイルが抜群だったら良かったのに。

お洒落してもあたしは所詮、普通のOL。

小林さんみたいなオーラは出せないのだ。


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