いじめっ子には愛の鎖を
小林さんは淳太君に歩み寄り、パサっと資料を渡す。
「淳太、これ、頼まれてたもの」
「美智香、さすがだな。ありがとな」
淳太君の言葉ににこりと笑う小林さん。
恋のライバルでなかったら、かっこいいと見惚れてしまうほどだ。
……そう、小林さんはいいオンナ。
びっくりするほどに。
「今井君、小林さんとのチームワークは抜群ね」
鮎川さんの言葉にショックを受けるあたし。
「ありがとうございます。
淳太のことは、仕事からプライベートまで知り尽くしていますから」