好きな人が現れても……
女子社員の中には彼女を嫌う人も多くて、だけど実際は面倒見が凄くいいことを私は知ってる。
「こんばんはー!」
声のトーンを上げて迎えられたのは営業部の人達だ。
杏梨ちゃんは紺野君に熱い視線を向け、「どうぞ」とクジの箱を差し出した。
クジの番号を確かめた彼が私のことを見つけて、「お疲れ」と声をかけてくる。
女子の視線を一気に集めてしまい、「お疲れ様」と喜怒哀楽のない顔で答えた。
「じゃ」
そう言って直ぐに去ってくれてホッとした。
喜怒哀楽の出難い顔で良かった…と胸を撫で下ろした。
乾杯が終わるまでは混乱を避けて決められたテーブルに着く。
私の着いたテーブルには紺野君がいて、乾杯が済むと同時に、飲もうと言ってアルコールを注がれた。
幹事は私なのに…と言えば、この間のお礼だから、と言い張る。
お陰でピッチの早い飲み方をさせられ、早々に出来上がってるような気分になった。
「葉月、替わって〜」
なかなか来なかった杏梨ちゃんは、どうやら課長達の席だったらしい。
お酒を注ぐとお偉方や先輩達に話しかけられ、逃げようもなくて戸惑ってたそうだ。
「こんばんはー!」
声のトーンを上げて迎えられたのは営業部の人達だ。
杏梨ちゃんは紺野君に熱い視線を向け、「どうぞ」とクジの箱を差し出した。
クジの番号を確かめた彼が私のことを見つけて、「お疲れ」と声をかけてくる。
女子の視線を一気に集めてしまい、「お疲れ様」と喜怒哀楽のない顔で答えた。
「じゃ」
そう言って直ぐに去ってくれてホッとした。
喜怒哀楽の出難い顔で良かった…と胸を撫で下ろした。
乾杯が終わるまでは混乱を避けて決められたテーブルに着く。
私の着いたテーブルには紺野君がいて、乾杯が済むと同時に、飲もうと言ってアルコールを注がれた。
幹事は私なのに…と言えば、この間のお礼だから、と言い張る。
お陰でピッチの早い飲み方をさせられ、早々に出来上がってるような気分になった。
「葉月、替わって〜」
なかなか来なかった杏梨ちゃんは、どうやら課長達の席だったらしい。
お酒を注ぐとお偉方や先輩達に話しかけられ、逃げようもなくて戸惑ってたそうだ。