いつかまた。【完】
「悪かった!!全部俺が悪かった、だから開けろ」
「それに幸子…、あんたは私の思い出を全て踏みにじった」
「なんのことよ!私はそんなこと1度もしてない」
「私が唯一大事にしてた香水を、アンタは臭いと言い捨てた」
「それのなにがいけないの?!臭かったから捨てた、いいじゃない」
「それに私が妊娠してると知って階段から突き落としたり…、どんどん私の宝を奪った」
「それは…」
「ゴホッゴホッ…私は…ごく普通に生きたかった…ゴホ…幸せになりたかった、、。」
「おい!!どうしたんだよ、宝??」
「私も悪い…、、もう少し心が強かったら違ってたのかな…。」
「ねぇ、どうしたの?!臭いがキツくなってるけど」
「おい消防を呼べよ!俺はまだ死にたくないぞ!!」
「あんたらは今日で死ぬんだよ…、、」
私はそう言うと意識が朦朧としてきた