いつかまた。【完】



俺は兄貴を助けたいのに、恐怖で足が動かなかった




男は兄貴の腹に刺したナイフを抜き、再び兄貴にナイフを刺した




何回も、何回も




「やめろよ!!やめ…ろよ…」




どうしてこんな時、俺は兄貴を助けてやれないのか




どうして目をそらすことが出来ないのか…



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