羽をくれた君へ。
「・・・・・・・・え?」
私がキョトンとしているとリクさんが続けて言った。
「魁音の手紙に書いてあったんだよ。雫のことをよろしくって。俺が手紙書いたのを読んだらきっと雫混乱するからって。お前がいつまでもそんな顔してると俺らが魁音に怒られるっつーの。ほら、吐き出しちゃえ。」
そう言ってリクさんは笑った。
美紅さんも智兄も笑ってこっちを見てる。
みんな、魁音の死から立ち上がったんだ。
私も、立ち直らなきゃいけないよね。
大きく息を吸って私は叫んだ。
「魁音のバカーーーーーーー!!なんで、何も言わずに行っちゃうんだよ!!なんで、入院してること言わないんだよ!!秘密ばっかり、嘘つき!!」
1度言ってしまえばその勢いは止まらない。
「寂しいなら寂しいって言ってよ!私に会いたいなら言ってよ!なんて1人で考えてんの!?・・・・・・・いっつも魁音は私の先を1人で進むんだ!!肝心な時はいつも!!私だって魁音の笑ってる顔が好き!!さり気なく繋いでくれた手もっ、・・・・・たまに照れるところもっ、全部全部・・・・・・忘れられないよっ!!」
私がキョトンとしているとリクさんが続けて言った。
「魁音の手紙に書いてあったんだよ。雫のことをよろしくって。俺が手紙書いたのを読んだらきっと雫混乱するからって。お前がいつまでもそんな顔してると俺らが魁音に怒られるっつーの。ほら、吐き出しちゃえ。」
そう言ってリクさんは笑った。
美紅さんも智兄も笑ってこっちを見てる。
みんな、魁音の死から立ち上がったんだ。
私も、立ち直らなきゃいけないよね。
大きく息を吸って私は叫んだ。
「魁音のバカーーーーーーー!!なんで、何も言わずに行っちゃうんだよ!!なんで、入院してること言わないんだよ!!秘密ばっかり、嘘つき!!」
1度言ってしまえばその勢いは止まらない。
「寂しいなら寂しいって言ってよ!私に会いたいなら言ってよ!なんて1人で考えてんの!?・・・・・・・いっつも魁音は私の先を1人で進むんだ!!肝心な時はいつも!!私だって魁音の笑ってる顔が好き!!さり気なく繋いでくれた手もっ、・・・・・たまに照れるところもっ、全部全部・・・・・・忘れられないよっ!!」