羽をくれた君へ。
魁音が頭をペコッと下げるとリクさんは魁音の頭をガシガシ撫でた。
「あれ?ってことは、美紅さんの店以外にここでもギターやってるの?」
「まぁ。そうかな。雫と会う前は1人だったから。」
「そっか。・・・・・・それでなんで私にここ教えてくれたの?」
「ここなら色々揃ってるし、たまにここで2人でやるのもいいんじゃないかなって。録音スペースあるから自分の声を聞いてみるのも面白いじゃん?」
自分の声を聞く。
「マイク通した自分の音は全く違うからな。結構ハマるかもよ?」
リクさんも笑いながら言った。
マイクの前に立って歌ったことなんてないけど、やってみたい。
「私、やってみたい。」
そう言うと魁音とリクさんが顔を見合わせて笑った。
「本当に凄いなこの子。」
「だろ?」
私は何のことか分かんなくてポカーンとしていると、魁音が鍵を持って私の手を引いた。
「あれ?ってことは、美紅さんの店以外にここでもギターやってるの?」
「まぁ。そうかな。雫と会う前は1人だったから。」
「そっか。・・・・・・それでなんで私にここ教えてくれたの?」
「ここなら色々揃ってるし、たまにここで2人でやるのもいいんじゃないかなって。録音スペースあるから自分の声を聞いてみるのも面白いじゃん?」
自分の声を聞く。
「マイク通した自分の音は全く違うからな。結構ハマるかもよ?」
リクさんも笑いながら言った。
マイクの前に立って歌ったことなんてないけど、やってみたい。
「私、やってみたい。」
そう言うと魁音とリクさんが顔を見合わせて笑った。
「本当に凄いなこの子。」
「だろ?」
私は何のことか分かんなくてポカーンとしていると、魁音が鍵を持って私の手を引いた。