渇愛の契り~絶対王と囚われの花嫁~
「シュド……」
「そんな恨めしそうな顔しないでくださいよ、俺だって、好きでガイアス様に仕事持ってきてるわけじゃないんですから」
(恨みたくもなる。この書類全て薙ぎ払って、カルデアの部屋に駆け込みたいくらいにはな)
「はぁ……俺は、カルデアに会いたい」
この国に来てから、カルデアが部屋の外へ出ていない事は、ガイアスの耳にも届いていた。
もちろん、マオラ情報だ。
(カルデアは、ただでさえ波乱万丈な人生を送っている。そんなカルデアの側に、ついていたかったのだが……)