愛故に
「な…、にこれ……」


驚きを隠せない様子の彼女


『目が覚めた?』


クスクスと笑い乍話しかける俺に彼女は


「あ、貴方は誰ですか!!!!」


なんて大声を出す彼女


咄嗟に立ち上がろうとした彼女だが、それの行動は鎖で妨害された


「え…」


やっと拘束されたことに気づいたのであろう彼女は自分の体へと視線を向けた
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