LoveForever

1週間後―

ホテルのレストランを貸しきってあるパーティーのようなものだった。

周りは、有名な作家さんばかり。


「柊先生!!お久しぶりです」

若い男性がママに声をかける。

「あら。久しぶりね。本、買ったわよ」

「ありがとうございます!!そちらは・・?」

男性は私のほうを向く。

「紹介しますね。娘の一愛です。
一愛、こちらは前私のアシスタントをしていた湯坂さん」

「はじめまして。柊一愛です」

私は言った。

「一愛か・・かわいい名前ですね。
はじめまして。湯坂幸太郎といいます」

湯坂さんは手をさしだした。
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