熱情求婚~御曹司の庇護欲がとまらない~
優月はそう言いながら、そっと私を抱き寄せた。
再び素肌同士が触れ合っても、そこにさっきのような熱情は湧き上がってこない。
ただ、境界線がわからなくなるくらい、優月の体温が浸透して共鳴していくだけだ。
「……ありがとう、優月」
私は優月の胸に額をぶつけ、目を伏せて呟いた。
背中に回された彼の手に、力がこもるのを感じる。
「その代わり、来年のクリスマスは綾乃の意識飛ぶまで抱くから、覚悟しとけ」
「えっ……!?」
耳もとに意地悪な挑戦を聞いて、私の胸がドキッと跳ねる。
「言っとくけど、今夜の俺、まだ全然獣になってねーぞ。……途中でやめられるくらいの理性は残ってたんだから」
ちょっとボヤくような声が続く。
私は思わずクスクスと声を漏らして笑ってしまった。
「……は~い」
甘い期待を込めた返事をして、私は優月の胸から顔を上げた。
視線を宙で絡め合って、どちらからともなく顔を寄せ合う。
鼻先が掠めた感触を最後に、私はそっと目を閉じた。
私と優月の熱愛への前夜は、まだまだ続く。
夜明けはきっと……もうちょっと先。
アメリカでの研修をしっかりやり遂げて日本に帰る頃には、私はきっともっと強い女になっているはず。
今よりもっと、優月に相応しい、大空を知った大人の女に。
だから、今はその日が来るのを楽しみに……。
――ねえ、優月。
今夜は一晩中、キスをして過ごそう?
再び素肌同士が触れ合っても、そこにさっきのような熱情は湧き上がってこない。
ただ、境界線がわからなくなるくらい、優月の体温が浸透して共鳴していくだけだ。
「……ありがとう、優月」
私は優月の胸に額をぶつけ、目を伏せて呟いた。
背中に回された彼の手に、力がこもるのを感じる。
「その代わり、来年のクリスマスは綾乃の意識飛ぶまで抱くから、覚悟しとけ」
「えっ……!?」
耳もとに意地悪な挑戦を聞いて、私の胸がドキッと跳ねる。
「言っとくけど、今夜の俺、まだ全然獣になってねーぞ。……途中でやめられるくらいの理性は残ってたんだから」
ちょっとボヤくような声が続く。
私は思わずクスクスと声を漏らして笑ってしまった。
「……は~い」
甘い期待を込めた返事をして、私は優月の胸から顔を上げた。
視線を宙で絡め合って、どちらからともなく顔を寄せ合う。
鼻先が掠めた感触を最後に、私はそっと目を閉じた。
私と優月の熱愛への前夜は、まだまだ続く。
夜明けはきっと……もうちょっと先。
アメリカでの研修をしっかりやり遂げて日本に帰る頃には、私はきっともっと強い女になっているはず。
今よりもっと、優月に相応しい、大空を知った大人の女に。
だから、今はその日が来るのを楽しみに……。
――ねえ、優月。
今夜は一晩中、キスをして過ごそう?


