キンヨウビノヒミツ
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「在庫整理行ってきます」
はぁ、とため息混じりに席を立ったのは、午後の仕事が一段落ついて営業さんも出払っている午後三時。
届いた在庫を開封して、試薬ごとに棚に並べていく。
重たいエタノールの一斗缶を引きずるような気持ちで運んでいると、ふっとその重量がなくなった。
「重たいの俺がやるから、小さい試薬やってよ」
聞こえてきた声に、バックンッと心臓が跳ねた。
今日一日、一生懸命避け続けた前橋君と倉庫で2人きりになるなんて。
「あ…ありがとう」
お礼を告げて、ダンボールに入っている試薬を種類ごとに分類していく。
良く発注がある試薬は、在庫をある程度置いておく事になっているから、いつでもある程度の数揃えてあるし、確認して足りなさそうなものがあればストック分も発注をかける。
「井上、俺の事避けてる?」
なんて男らしくドストレートな質問。
避けてない、そう言えたら良いのに、あからさまに朝の休憩室、事務室、お昼と徹底的に避けていたので何も言い逃れできない。
「多分勘違いしてるぞ」
「はい?!」
勘違いって何?!
朝起きたら、ラブホテルに一緒に居たんだよ?
しかも、前橋君は少なくとも上半身は裸だったし、私も下着だけだった。
これで、何をどう勘違い…
「在庫整理行ってきます」
はぁ、とため息混じりに席を立ったのは、午後の仕事が一段落ついて営業さんも出払っている午後三時。
届いた在庫を開封して、試薬ごとに棚に並べていく。
重たいエタノールの一斗缶を引きずるような気持ちで運んでいると、ふっとその重量がなくなった。
「重たいの俺がやるから、小さい試薬やってよ」
聞こえてきた声に、バックンッと心臓が跳ねた。
今日一日、一生懸命避け続けた前橋君と倉庫で2人きりになるなんて。
「あ…ありがとう」
お礼を告げて、ダンボールに入っている試薬を種類ごとに分類していく。
良く発注がある試薬は、在庫をある程度置いておく事になっているから、いつでもある程度の数揃えてあるし、確認して足りなさそうなものがあればストック分も発注をかける。
「井上、俺の事避けてる?」
なんて男らしくドストレートな質問。
避けてない、そう言えたら良いのに、あからさまに朝の休憩室、事務室、お昼と徹底的に避けていたので何も言い逃れできない。
「多分勘違いしてるぞ」
「はい?!」
勘違いって何?!
朝起きたら、ラブホテルに一緒に居たんだよ?
しかも、前橋君は少なくとも上半身は裸だったし、私も下着だけだった。
これで、何をどう勘違い…