ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
近づいていく俺に気付かない由宇さん。




隣に行って携帯用の灰皿が差し出した。




驚く事もなくゆっくりと俺を見上げた。





「意外。タバコ吸うんですね。
俺も吸っていいですか?」





『勝手にすれば?』





そう言って隣のビルへと視線を映す由宇さん。




てっきりすぐさま、『しおりを返せ』って敵意むき出しで言ってくると思ったのに。






……何か、あったのかな?
落ち込むような何かがーー…






そう思いながら、Yシャツの胸ポケットから
タバコとジッポライターを取り出してタバコに火をつけた。





< 148 / 344 >

この作品をシェア

pagetop