ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
「由宇さん?さっき俺の事好きって言いましたよね?
なのに、部長と結婚するの?俺に気持ち伝えるだけ伝えてもう満足なわけ?

それとも俺も部長も両方好きって事?」



聞きたかったことをいっぺんに尋ねた俺に、眉をしかめる。



どういう事だと言わんばかりの顔。





そして答えずに起き上がろうとするから肩を押さえつけた。





『答えるからちょっと避けてよ』






避けたら答えてくれるなんて信じない。








由宇さんのお願いを聞かずにいると、腹付近にすげー衝撃が加わった。








『ちゃんと答えるから避けてって言ってるでしょうっ!!』







同時に怒鳴り声も聞こえて





蹴飛ばされたと分かったのは、ベッドの下に吹き飛ばされてからだった。







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