ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
どうやって切り出そうか…思いきって“聞きたいことがある”って言うか。


注文した酒で乾杯をした後にと考えていたのに、“ゆう”さんに先を越されてしまった。





『結城さんとこうして二人きりで飲めるなんて嬉しい。

思いきって声かけて良かった。

私、派遣された日からずっと結城さんが気になってたんです。』





「…どうして俺の事を?

もしかしてどこかであった事ある?」






どこか なんて遠回しに聞かないで、はっきり聞けよ。




自身に心の中で突っ込みをいれながら、はっきり聞けないのはどこかで畏れているからだと思った。





俺が出会った由宇さんと同一人物であって欲しいのか否か…


はっきりわからないまま単刀直入に聞くのが怖かった。



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