零度の華 Ⅱ
相手の攻撃を避けながら、壁にかけてある時計に目を向けた
そろそろ、タイムリミットの時間の3分前に差しかかる
あたしは右手に拳銃を握り直し、左手は腰にある短刀を握った
鞘から抜き、【氷刀】に空気を斬らせて残りの人数を一気に片付けに入る
AM4:45
辺りは血の海へと変貌を遂げている
既に警察が来てもおかしない時間に、何故来ないのか
簡単なことだ
アレは嘘だから
ただの脅し文句に過ぎない
正直、本当に警察を呼んでから殺しを始め、逃げ切れるかは五分五分だ
それなりの力を持った奴等相手に10分前後という短い時間で、この場を去るのは厳しい
15分あれば余裕だろうか?
そんなことを考えるよりも先にやる事があった