零度の華 Ⅱ

あたしは人の上を歩き、このフロアから出る




血の鉄臭いにおいに死人の独特のにおいが混ざり、異臭が充満していた

ずっとあの場にいたら気持ち悪くて吐きそうだ


あたしはエレベーターを使って、ライトの部屋まで上がる



そして、キャスター付きの高級そうな椅子に座って、少し休む

面を外して机の上に置く


だんだん、眠たくなってきた

早起きしたことが原因だろう



1つ欠伸を零して、ガラス張りとなってるそこから悠々と外を眺める


まだ日が顔を出さないため、辺りは薄暗いままで少し不気味にも思える



このままずっと外を眺めているだけだと寝てしまいそうなので、椅子をクルッと半回転させ、机の前に体の正面を向かせた

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