永遠の夢
転校してからあたしは変わった。
いつもクラスの中心にいて、相当目立つ存在になった。
いつでも周りには友達がいて、輝いていた毎日。
毎日がバカみたいに楽しかった。
でも、所詮あたしが転校した学校は前にいた学校と隣。
噂は恐いもの。

小学校6年生のとても寒い日だった。


『おい沙羅ぁ』
名前を呼ばれ振り返ると、そこには勇輝がいた。
『なに?』
あまり男子と関わりを持とうとしないあたしは冷たく返事を返す。
勇輝の隣には脩もいる。
二人でニヤニヤしながらなかなか話しださない勇輝と脩に『用がないならあたさのんのトコ行きたいんだけど』と冷たく言い放ったとき勇輝が口を開いた。
『おまえさぁ、昔中村和希にバレンタインわたしただろ』
え…?
中村 和希。
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