Lion Heart

「この荷物どこ置く?」

「あっ、えっとそれはっ」

「危なっ」

床に置いていた濡れた雑巾を踏んで
転びそうになった。

「ごめん曜くん、ありがとう」

「ちゃんと周りを見ないと」

そう言うと曜くんは椅子に腰掛けて、
右足を気にしている。

「もしかして右足が」

「いや、大丈夫」

「また私のせいで......」

「何ともないよ。
というか、お前少し体重増えた? 」
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