彼女が消えるその瞬間まで
彼女は本当は死んでないのではないのか。



俺が見た遺体は、ニセモノなのではないのか。




いくら考えても、検討もつかない。








俺はとりあえず、何もないところに合掌した。












季節は、夏に移り変わろうとしている。




少し暑い日差しが俺と何もない墓を包み込む。





それは、とても虚しいほどに………………。


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