直感的結婚~恋はこれから~
稲田さんから出されるいくつかの質問を私はメモして、すぐにレストランへ問い合わせた。返事はその場でもらえて、それを稲田さんに伝える。

稲田さん本人が納得してくれるまで待つ。拒否されたら、違うレストランを探さなくてはならない。稲田さんは何度も読み返している。


「では、こちらでお願いします。あまり日にちもない中で探していただき、本当にありがとうございます」


再度レストランに連絡をして、本予約をした。その際、稲田さんの名前と連絡先も伝える。予算の都合上、私たちの役目はここで終わりとなる。

あとは稲田さん自身でレストランスタッフと打ち合わせをしてもらう。

何度も頭を下げて帰っていく稲田さんを見送り、私は安心して肩の力を抜いた。


「素敵な記念日になるといいですね」

「うん、山川さんのおかげですぐにまとまったよ。よかったね」


稲田さんの希望とこちらの案が合わないと再度練り直しになり、時間がかかってしまい、希望日時に行うことが出来なくなるかもしれなかった。

これだとふと思い浮かんだことを提案できた。
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