直感的結婚~恋はこれから~
泰士さんの実家はこの前ホテルラウンジから見下ろした高級住宅が並ぶエリアの近くで、閑静な住宅街の中にある。
豪華な家と比べると見劣りはするけれど、私の実家よりも広いこの家に初めて来たときは驚いた。都内でこれだけの広さの家を持てるのはそれなりにお金持ちだと感じた。
私だけでなく誰もが裕福な家であろうと予感出来るはず。
玄関を開けるとお父さんがニコニコしながら出迎えてくれた。お父さんは初めて会ったときから変わらず、印象はダンディで優しそうなおじさまだ。
「いらっしゃい」
「お誕生日おめでとうございます! これささやかですが、プレゼントです」
「美琴ちゃん、ありがとう! 中身は何かな? 酒のようだけど」
どんな酒が入っているか知らない。日本酒だとは言われたが、銘柄を聞いておけばよかったのにもう遅い。
それについささやかだと言ってしまったが、もしかしたら幻の名酒で高価なものだったかもしれない。
中身の正体を答えられない私は嫌な汗をかき、不自然な笑みを浮かべた。笑って誤魔化すことしか出来ない。
豪華な家と比べると見劣りはするけれど、私の実家よりも広いこの家に初めて来たときは驚いた。都内でこれだけの広さの家を持てるのはそれなりにお金持ちだと感じた。
私だけでなく誰もが裕福な家であろうと予感出来るはず。
玄関を開けるとお父さんがニコニコしながら出迎えてくれた。お父さんは初めて会ったときから変わらず、印象はダンディで優しそうなおじさまだ。
「いらっしゃい」
「お誕生日おめでとうございます! これささやかですが、プレゼントです」
「美琴ちゃん、ありがとう! 中身は何かな? 酒のようだけど」
どんな酒が入っているか知らない。日本酒だとは言われたが、銘柄を聞いておけばよかったのにもう遅い。
それについささやかだと言ってしまったが、もしかしたら幻の名酒で高価なものだったかもしれない。
中身の正体を答えられない私は嫌な汗をかき、不自然な笑みを浮かべた。笑って誤魔化すことしか出来ない。