午前0時のシンデレラ
彼女の思いに、今度こそ自分も応えなければならないと感じる。
「……俺も、」
喉に手をあてて、声を飲み込んでしまわないようにもして、
「好きだった……最初からずっと……だが、その気持ちが自分でもよくわからなくて、どう受け入れたらいいのかもわからなかったんだ……」
気持ちのままを、話した。
「……好きすぎて、どうすればいいのかもわからないなんていう感情は、俺も初めてだったからな…」
繋ぐ彼女の手を、片手で固く握り締めて、
もう一方の手でメガネをはずし、その瞳を見つめた。