〜超能力者の少女は暴走族のお姫様。〜
「こんにちは」
「あっ、要さん!美夜ちゃん、この方は瀬名 要(セナ カナメ)さんだよっ。桜樹の副総長」
「…よ…よろしくお願いします。如月 美夜です」
「よろしくお願いしますね」
大人っぽくて優しそうな人。
「美夜ちゃん、これでみんなと知り合ったねっ。春クンに悠クンに光輝と龍と要さんっ」
悠クン?と思ったけど、多分月影さんのことだ。
月影 悠里さん。なんとなく私は苗字で覚えちゃったけどいいかな、、
「ねぇ、要さんっ。美夜ちゃんの歓迎会やらないっ?」
_歓迎会?
「ええ。もちろん。美夜さん来週の日曜日は開けておいてくださいね」
「…はい。」
「どうしたのっ?」
私のテンションが低いと思ったのかふーちゃんが心配そうに覗き込んで来た。
「す…ごく嬉しい…」
喜びを表現するのが得意じゃないから。
言葉で伝えるとふーちゃんは笑顔になった。
要さんも笑顔で準備をするからと言って去っていった。
「歓迎…されてるの?」
「うんっ。もちろんだよっ。ちなみに一番歓迎してるのは冬だよっ!」
「ふふ。…ありがとう」
「可愛い〜っ」
ふーちゃんの方が可愛いのに。