晴れのち曇り ときどき溺愛
「そうなんですね。知らなかったです」
「俺と玲奈は全く似てないし姓も違う。玲奈も俺の七光りは嫌だというから会社で俺たちの関係を誰も知らない。内緒で就職試験を受けにきて、最終面接で顔を見た時は驚き過ぎて心臓が止まるかと思った。勿論、両親も反対したけど上層部は俺との関係を知らないから玲奈は入社することになった。玲奈が実力で役員面接まできたから取締役に相談して玲奈を秘書課に置いた」
「過保護すぎ。お兄ちゃんがどんな風に働いているのか見たかっただけなの。で、デザインの仕事も興味あったから入社してみようと思ったのに邪魔された。私も梨佳と同じ営業課が良かったのに秘書課。職権乱用」
この二人は似てないというけど、似ている気がする。顔も似てないはずなのに、ふとした瞬間の顔がとっても似ている
「会社帰りに玲奈を部屋に送ったら部屋が酷い有様で足の踏み場がなかった。それだけなら片付ければいいけど、セキュリティも甘かった。そんなところに住まわせることは出来ないから、俺の部屋に連れて来た。で、今は俺が半分以上の家事をしている」
「私も家事くらいは出来るのよ。でも、お兄ちゃんの方が上手なだけ」
「俺と玲奈は全く似てないし姓も違う。玲奈も俺の七光りは嫌だというから会社で俺たちの関係を誰も知らない。内緒で就職試験を受けにきて、最終面接で顔を見た時は驚き過ぎて心臓が止まるかと思った。勿論、両親も反対したけど上層部は俺との関係を知らないから玲奈は入社することになった。玲奈が実力で役員面接まできたから取締役に相談して玲奈を秘書課に置いた」
「過保護すぎ。お兄ちゃんがどんな風に働いているのか見たかっただけなの。で、デザインの仕事も興味あったから入社してみようと思ったのに邪魔された。私も梨佳と同じ営業課が良かったのに秘書課。職権乱用」
この二人は似てないというけど、似ている気がする。顔も似てないはずなのに、ふとした瞬間の顔がとっても似ている
「会社帰りに玲奈を部屋に送ったら部屋が酷い有様で足の踏み場がなかった。それだけなら片付ければいいけど、セキュリティも甘かった。そんなところに住まわせることは出来ないから、俺の部屋に連れて来た。で、今は俺が半分以上の家事をしている」
「私も家事くらいは出来るのよ。でも、お兄ちゃんの方が上手なだけ」