超どSな黒木くん
1章

イケメン黒木君

私は高坂 佳穂。現在片思い中!
片思いの相手は…隣の席の黒木君!
黒木君はとってもイケメン。
やっぱり見とれちゃうなあ。
「…高坂。さっきからこっち見て、どうした?」
うわっ顔近い…
そんなに見られると照れちゃうよ…
「顔、赤い。」
私のおでこに黒木君の手が当たる。
温かい大きな手。
私の髪に当たってゆく…って、え!?
「く、黒木君!?」
「うん。何?」
「手、髪についてる」
うわああ!黒木君の前だと、
恥ずかしくて単語がメチャクチャだよお…
「あははッ高坂さんって面白いね」
ガーン。芸人扱いかな?
黒木君ってこうやって笑うんだ。
もっと、『ははっ』って笑うんだと思ってたから意外。
「黒木君って…いや、なんでもない。」
好き…なんて言えるわけない!
言えたらこの2年間なんの苦労もしないわ。
「何?教えて〜」
うわ。凄くにやにやしてる。
か、可愛い…
おっと、頬が緩んできちゃったよお
「なんで笑ってんの。もしかして、こうやって攻められたいわけ…ま、いいけど」
うわっ…どs来た!
意外だな…なんて思いつつ。
日に日に好きになっていっちゃうよ。
どうすればいいのー!!!
誰か助けて〜( °×° )
< 1 / 3 >

この作品をシェア

pagetop