小さなポケット一杯の物語
『ここかなぁ。』

そう思って、茜は入り口を探したの。そしたら、木目の看板に崩した漢字で書かれてものを見つけたんだけど、立派すぎて茜には読めなかったんだ。
でも、周りは静かな住宅地で他に店らしき物もないからこのお店で間違いない!
そう思って、まだ真新しさを感じさせる格子戸を開けて見たの。
でも、お客さんは誰もいなくて六時だというのに茜が最初のお客さんだったの。
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