ドキッ!? 気になる彼と禁断×××生活!【強制完結】
私の涙は、タオルを涙と鼻水でぐずぐずにして止まった。
「・・・・・・・。」
タオルは、もうかなり気持ち悪くて顔につけていたくない状態だったが、いま、これを顔から離すのも恐ろしかった。
この男は、いったい何者なんだ。
優しいのか、下心なのか。
なぜ、こんな夜の公園にいるのか。
怪しい。
いや、それ以上に怖い。
でも、このタオルからは離れたい。
私は、葛藤していた。
そして、その葛藤はいともたやすく、終わりを迎えた。