同居人は国民的アイドル
………………へ?
どういう…………意味?
意味がわからなくて首を傾げると、廉くんが目である方向を示した。
「右手、どこ触ってんの?変態」
そう言った廉くんの言葉に従って右手を辿っていくと…………
「ギャーーーーッッ!!!!!!!!」
私は本日7回目の叫び声、そして本日最大級の叫び声をあげた。
私の右手は、絶対に触ってはいけないところに置かれていた。
ほんとに最低だったのは、私の方でした……