盗撮教師日記
どうして水嶋だけ把握できたのは何故だ……

やはり理解が出来ない。

私の頭の中が混乱している中……状況がドンドン悪くなっていった。

「将吾助けて!!」

もう竹田は涙を流していった。

「俺が助けるから!!」

そういって勝山は森本の所へ向かい死に物狂いえでナイフを取ろうとした。

しかし……ナイフを取ろうとしたときに謝ってナイフが勝山の肩にかすれるようにしてナイフが落ちていった。

中野の血がワイシャツからしみてワイシャツは肩の部分だけ真っ赤になってしまった。

「将吾!!将吾!!」

竹田は、叫ぶように勝山の名前を呼んだ。

「梨音……心配するな。俺、強いから。小さいとき約束したろ?俺は、何があっても梨音を守るって……はぁはぁ……だから……俺は……何が……あっても……梨音を……ま・も・る」

そういって勝山は、肩をおさえながら立ち上がり竹田の手を引っ張った。

そして竹田は森本から離れ勝山に抱きついた。

「将吾……ありがとう」

竹田は涙を流していた。

すると、勝山は微笑んだ。

「よかった。けがしなくて」

そういって、勝山は倒れた。

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