To be alive again

「そういえば、いつから付き合ってたの?」

「えと…、1月の末から…です」

「1月の末…」

渚はふと考え込んだあとに真一郎を見て、そして続けた。

「こいつの誕生日知ってる?」

「え?」

翠は知らなかった。
誕生日がいつとか、結局話したことが無かったから。

「先生、誕生日いつ?」

傍らの真一郎を見ると、ふっと視線をそらされる。

「ええ?教えてよ」

「余計な事言うなよ」

「別に余計じゃないでしょ?
誕生日くらい教えてあげなさいよ、事前に」

事前にって…まるで、過ぎたみたいじゃない?と真一郎を見る。
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